作間くんに月をあげたい話

 

 


 

 

「俺に太陽を、作間には月をあげたい」と言った猪狩くんの発言を受けて、2人の関係性を太陽と月の関係性をもとに考察してみよう、という話です。

 

私は理系でもなければ天文宇宙を学んでいるわけでもないので情報に正確さはありませんし、多分猪狩さんの考える思想には1ミリも及ばないです。

猪狩さんの発言の世界観を崩されたくない、という方は見ない方がいいです。

ただの一オタクの戯言です。悪しからず。

 

 

 

 

まず月について。

地球から約38万kmの距離を回る衛生。

大きさは地球の約4分の1、重さは地球の81分の1。

太陽系の中で地球に最も近い自然の天体であり、人類が到達したことのある唯一の地球外天体でもある。

 

 

太陽について。

地球から約1億5千万kmの距離にある恒星。

大きさは地球の約109倍、重さは地球の33万倍。

人類が住む地球を含む太陽系の物理的中心であり、太陽系の全質量の99.86%を占め、太陽系の全天体に重力の影響を与える。

 

 

それぞれの大まかな説明はこんな感じでしょうか。

 

 

太陽と月の関係性を掘り下げるために2つの要点を付けてみました。

 

 

1つ目は「月の満ち欠け」

月がほかの太陽系の天体と比べて特異な存在なのは「形が変化する」ということだと思います。

 

月の満ち欠けは、月と太陽との位置関係が変わることによって、私たちが見ている面のうちどの部分が太陽に照らされて輝いているかが変わるために起こります。

 

新月のときには、月は太陽とほとんど同じ方向にあり、太陽の光が当たっている側は地球から見えません。それから、1日に約12度ずつ、月は東に向かって太陽から離れていきます。新月から満月までは、月の西側が太陽に照らされて光っています。太陽からの角度が離れるにしたがって、月の光っている部分の面積は徐々に大きくなり、月全体の明るさも明るくなっていきます。そして、太陽と月が180度離れたときが満月です。満月を過ぎると、今度は太陽からの角度は小さくなっていきます。角度が小さくなるにしたがって、月の光っている面積は小さくなっていき、明るさも暗くなっていきます。満月から新月までは、月の東側が光っています。 

質問2-1)月はいつどんなふうに見える?昼間も見えるの? | 国立天文台(NAOJ)

 

まるっとサイトの言葉を引用させてもらったんですが、一言で言うと「月は太陽がある側からしか見ることはできず、太陽の明るさを反射することで月は光ることができる」ということ。

 

 

ここから考えると「作間くんを照らす猪狩くん」という構図がおのずと出てくるんですよね。

 

 

私の個人的な意見ですが、猪狩くんは作間くんの良さを引き出してくれる人だと思っていて。作間くん自身がラジオの他己紹介で「ガリさんは僕の世話をしてくれる」「言葉で伝えるのが苦手で結局ガリさんが俺の言葉を捕捉してまとめて提出してくれる」と言っていたように、作間くんが言葉足らずな時に話をまとめてくれます。作間くんの見た目からすると絶対クールなキャラじゃんって思うところを絶妙なタイミングで作間くんに話の流れを振って面白さを引き出してみたり、作間くんのちょっと変な行動もおっきく声に出していじってくれたり。自己表現や自己主張が激しくない作間くんの良さを私たちに教えてくれてるなと思うことがあります。

 

 

 

あとこれは勝手な想像なんですが、ただ作間くんに月をあげたいというだけではなく、"自分には太陽を与えた上で"、それなら、"作間には月をあげたい"という猪狩くんの言葉を読むと、彼自身にとってもいかに作間くんの存在が大きいのかを感じます。それはパフォーマンス、主にローラーの振り付けの面において絶大な信頼を置いていること、作間が1番振り付けに忠実、こうしたいを実現してくれる、という言葉にあると思います。猪狩くんが発する熱をいちばん作間くんが受け取って欲しい仕方で受け取ってくれるというか。

 

 

太陽にとっては自分が出す光を1番望む仕方で受け取ってくれる月と、月にとっては太陽の光が1番自分を美しくみせてくれるもの、みたいな関係性なのかな~と。お互いがお互いを良い意味で利用して自分の力にしてる、みたいな。そんな感じです。

 

 

 

 

そしてもう2つ目は「それぞれの天体のイメージ」

 

「太陽と月」と聞くと、

 

昼と夜

陽と陰

光と闇

動と静

 

正反対なイメージがありますよね?なんとなく。太陽が熱くてずっと燃えてるイメージなら、月はなんとなく冷たくて静かにそこにいる、といったような。昼を司る太陽と夜を司る月。自らが光り続ける太陽と闇の中で光る月。正反対だけど補足し合っているもの。交わらないようで密接に関わりあってるもの。裏表に見えて実は根っこのところは同じで繋がってる、表裏一体の関係。シンメトリー。

 

 

ある雑誌の「メンバーの『この人のここにはかなわないな』と思うところは?」という問いに

 

ガリさんの性格全部。

バチバチな踊りとかトーク力とか、全てに関して自分と真逆。ないものばかりで尊敬します。

 

作間のフットワークの軽さ。

たぶん「明日京都行こう」って言われても行く。オレは「みんながいくなら」って決めるけど、作間は知らない人がいても気軽に行けることがすごい!

 

 

この質問、HiHiの他の3人はみんな猪狩くんのことを挙げてて、その猪狩くんが作間くんのフットワークの軽さがかなわないって言うんですよ。めちゃめちゃいいですよね。猪狩くんがかなわないと思う作間くんの「動く」ところ。動かない太陽と動く月。私はなんとなく重なって見えてしまいました。こじつけですが。

 

 

あとこれは余談なんですが、このブログを書くために月について調べていたところ、新月、つまり月が太陽と同じ方向にあって、暗い半面を地球に向けるために月を見ることができないことを「朔」(さく)と呼ぶそうです。また、反対に満月のことを「望」(ぼう)と呼ぶそうです。そして月の満ち欠け一巡りのことを「朔望月」(さくぼうげつ)と呼ぶそうです。

 

 

私はEyes of the futureの落ちサビで、作間くん以外の4人が斜め前から作間くんを指差し、作間くんだけが真っ直ぐに前を指差す振り付けが大好きなんですが、この振り付けを見ると作間くんがHiHi Jetsの「希望」であり「新たな突破口」であるかのような感じがします。作間くんが加入して「グループが良くなった」「笑顔が増えた」と他のメンバーが事あるごとに言うように、作間くんの存在はHiHi Jetsにとって未来を切り拓く力を与えたんだろうなぁと。 闇の中で月が明るく輝くように、そっと夜道で行く先を照らすように、作間くんの静かで優しくでも力強く美しい存在の大切さを感じます。

 

 

 

 

 

 

さて、話はかわるのですが、皆さんはケツメイシさんに「月と太陽」という曲があるのをご存知でしょうか?

私もこのブログを書こうとして色々調べる過程で初めて知ったんですが、とりあえず歌詞を読んでみてください。

 

ケツメイシ 月と太陽 歌詞 - 歌ネット

 

これ、絶対「太陽目線で語られる月の存在」ですよね。

猪狩くんがケツメイシさんの影響でラップを始めたという話を聞く限り、猪狩くんはこの曲を知っているのでは…???と思ってなりません。「俺が太陽で作間に月」発言をした時にこの曲のことを念頭に置いていたかどうかは分からないですが、この曲を知っていて潜在的にこの歌詞にあるような関係性が頭の中にあったとしたらやばくないですか?

 

甘えりゃいい 強がるもいい

君は君のままであるといい

ただ言葉はいらない 飾らないし

そりゃたまには あるさ上がらない日

 

出会いから何年? 笑って泣いて

次第に互い わかってく相手

何年だって 経っていたって

気付けば僕らはそばに居たって

 

時に僕は君の行く道照らす

僕が迷えば君が道描く

関係はまるで陰と陽

 

 

あまり歌詞から深読みするのはしないタイプなんですが、これはいがさくのテーマソングか何かですか?と言いたくなる。

 

 

最近の猪狩くんは、自分の誕生日に作間くんからパジャマをプレゼントされ「俺と暮らしたいってことでしょうね」って言ってみたり、メールのやり取りが毎回作間くんで終わることについて「俺のこと好きなんだろうなって思う」って言ってみたり、10日違いの誕生日を強調して「俺の方が年上だから歯向かうな!」って言ってみたり、作間くんに構って欲しくてしかないんだろうなって感じがしてかわいいです。そしてそんなことを言うたびに逆に最年少感がより増していてかわいいです。

一方の作間くんは、「ガリさんはベタベタ触ってきたり絡みが雑だから、ちょっとあしらい気味(笑)。でもあんまり冷たくすると逆にガリさんのやる気が出ちゃうから「あー、はいはい」みたいな、いい感じで止めてる(笑)」ってめちゃめちゃ冷静に分析してるのほんと笑う。 

 

2人の関係性の面白いところはいわゆるビジネスシンメと言われるように正反対さが美しく際立っているわけでもなく、でもずっと2人で一緒、何もかも息ぴったりですっていう仲良しすぎるシンメでもなく、お互いがお互いを尊重してある程度の距離感が保たれているところなのかなと思ったりします。若いのに絶妙な、お互いに窮屈に感じない距離感を維持できるのはすごいなぁと思います。それこそ本当に太陽と月みたいな。ずっと一緒にいるけど、一定の距離があって、付かず離れず。2人にしか分からない独特の空気感みたいなものを感じます。

 

 

 

作間くん、猪狩くん、2人の18歳の一年がどうか素敵なものでありますように。

いつか免許でも取って2人でドライブでもしてください。

2人に幸あれ!

 

 

 

終わり

 

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